ブログ
皮膚と腸
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
「顔が痒い」「顔がブツブツする」というご相談を受けると、
まずスキンケアやメイクでバリア機能が低下していないかを確認します。
そのとき一番気をつけてお聞きするのが「界面活性剤」の使い方です。
汚れを落とす目的、乳化する目的、柔軟させる目的、吸収を高める目的で
香粧品には多数使用されているからです。
「しっとりするアイテムが大好きな人」が一番触れていることが多く、
肌質に応じて使用するアイテムをアドバイスしています。
先日講演でご一緒した京都府立医科大学消化器内科准教授の内藤裕二先生が、
私の皮膚の講演を聴いて下さった後に、こうおっしゃいました。
「皮膚も乳化剤（界面活性剤）で傷むんですね。
消化管も一緒です。
アイスクリームみたいな乳化剤が多い物をよく食べていると、
腸の粘膜が痛んできます。」
「アイスクリームがやめられない」という方は、
溶かしてから飲んでみると、甘すぎて嫌いになると思います。笑
わたしもアイスクリームを食べますが、
年に3個くらいかなあ。
「YOU ARE WHAT YOU EAT!」
内藤先生は2021年の抗加齢医学会の会頭をされます。
「お腹からのアンチエイジング祭り♡」になる事は間違いないので、
今から楽しみにしています。
電話番号は03-4405-5100です。
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