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第19回日本抗加齢医学会総会
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今週末は、横浜の第19回日本抗加齢学会総会で講演のお仕事がありました。
各診療科から6000名以上の医療者が集まるこの学会。
平均寿命と健康寿命の差を減らすアンチエイジング医学がこれだけの学会規模になるということは、
いかに医療の現場で病気を治すことに限界があり、
予防することが注目されているか、ということだと思います。
学会抄録にもコングレスバックにも描かれていた「伊勢海老」の絵。
これは本大会の会長である、慶應義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科 教授の伊藤裕先生自身が描いたものです。
伊勢海老は健康長寿のシンボルで、背中が丸くなっていないから骨粗しょう症ではない!とのこと。笑
伊勢海老のいる百寿神社でお参り。笑
伊藤教授は「幸福寿命」をテーマにされていますが、抄録の挨拶には、
「幸せに生きることとは、人生を『美しく』生きることだと思います」
と記載されていました。
病気を予防するのが得意な漢方医学を取り入れながら、
美しく年を重ねるお手伝いをするのが私のミッション。
そこで「美容皮膚科で生きる漢方」という講演をさせていただきました。
おかげさまで、会場は満員御礼。
ご参加の先生方、ありがとうございました!
座長は慶応義塾大学医学部漢方医学センター長・慶應義塾大学環境情報学部教授の渡辺賢治先生。(写真中央)
もう一人の演者は、京都の志馬クリニック四条烏丸院長 志馬 千佳先生。(写真左)
志馬先生は不妊治療のエキスパートである産婦人科専門医で、
「卵子の老化を食事・生活習慣そして漢方薬で遅らせて、妊娠率をあげる」という講演をされました。
志馬先生とは以前漢方セミナー講師のお仕事(京都)でご一緒したことがあり、
講師控室でも妊娠や漢方、ピルに対する考え方など、たくさんのことを教えていただき、
毎日患者さんの診療に役立てています。
本音をいうと、学会やセミナーで毎回勉強になることの多くは、講師控室で教えていただいたことです。笑
その内容は、忘れないうちにスタッフや一緒に働く医師に伝えたいと思っています。
今日もさっそく診療後にみんなに伝えました!
「卵子の老化は、卵巣だけをみていてはダメなんです。」という志馬先生の講演のあとに、
「皮膚の老化は、皮膚だけを見ていてはダメなんです。」という私の講演。
どの診療科であっても共通点があります。
卵子の老化が気になる30代、40代の女性には、
漢方薬をぜひ処方させていただきたい!と思います。
クリニック電話番号は03-4405-5100です。
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