ブログ
ニキビへの思い
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
ニキビの治療は、外用剤がようやく世界標準となり、レチノイドや過酸化ベンゾイルをうまく使い分けることで改善率が格段に上がりました。
日本で初めて過酸化ベンゾイルが処方できるようになったのは2015年4月。
ニキビの最新医学書の締め切りに追われていた当時を懐かしく思い出します。
私が執筆を担当したのは「新規外用剤・過酸化ベンゾイルについて」という章でしたので、超プレッシャーで(笑)。
あの頃、電話帳何冊分の論文を読んだことか・・・
今となっては、すべて自分の財産です。
私は保険で過酸化ベンゾイルを使用できるようになる前から、米国の過酸化ベンゾイル製剤を使用していて、ニキビに高い効果があることを感じていました。
2015年以来、毎年開催されているニキビのエキスパート医師の会にも毎回参加させていただき、様々なことを学ばせて頂いています。
先日、今年の会に参加しましたが、とっておきの情報があり、日ごろの疑問がまたひとつ解決しました。
ニキビは病態が分かっていても、悪化因子がさまざまなので、外用剤が良くなってもすべてが解決するわけではありません。
ニキビの悪化因子を考えて、漢方薬を使い分ける方法をまとめましたので、今後ニキビに悩む皆様のお役に立てるといいなあと思います。
クリニック電話番号は03-4405-5100です。
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