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顎マスクはやめましょう
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
マスクによる皮膚炎・色素沈着・ニキビに悩む方が増えています。
N95か不織布のマスクは感染症に強いため、
今の感染状況では不織布がベストです。
不織布のメリットは、
①織っていない布(文字通りです)なので、マスク辺縁の縫い目が摩擦しにくい作りになっていること。
ゴムの接着部位は外を向くように装着してくださいね。
一方コットンは辺縁にしっかりとした縫製が必要なので、
その部位が摩擦になってトラブルを起こす方がいらっしゃいます。
②洗って使える
病院勤務の方はマスクはすべて使い捨てですが、
ご家庭で使用する場合は洗って使えます。
気になる人はマスクの外側にアルコールを拭いてから洗うなど工夫するとよいでしょう。
不織布マスクのデメリットは、
①肌ざわりがかたく、摩擦しやすい。
これは何度か洗うと楽になってきます。
内側に薄いガーゼか、薄いシルクの布を重ねて下さい。
内側のガーゼが厚くなると息苦しくなるので気をつけましょう。
私の使い捨てのガーゼはこのくらい透けています。
上を何度か折ると、ワイヤー部位の刺激を避けられることと、
鼻に空間ができて話しやすくなるのでお勧めです。
内側から数ミリガーゼを出すようにして着用します。
マスクの隙間が埋まり、感染症に強くなるだけでなく
ワイヤーの辺縁問題から解放されます。(笑)
②湿度が逃げにくい
これは感染症に強いマスクに共通する特徴ですが
多湿の状態が続くと皮膚のバリア機能は低下します。
過剰保湿は、皮膚を弱くするのです。
コットンやシルク素材で、マスク内の湿度を少しでもさげましょう。
最後に、不織布の下にガーゼやシルクを入れると
マスクを「不必要にずらさなく」なります。
これがとっても大事です!
顎マスクは衛生上問題があるだけでなく、
マスクの摩擦によるトラブルが生じやすくなります。
マスクのゴムの上下運動で炎症後色素沈着を起こしたり
大きなニキビができる方もいらっしゃいますので
顎マスクはやめましょう。
マスクは「耳から外す」。
皮膚のために心がけましょう。
♡新潟の野本真由美スキンケアクリニックのスタッフブログ♡
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