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都市ダスト
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
まだ東京で診察をする前、
仕事で東京にくるたびに気づいたことがありました。
鼻をかむと自分の鼻の孔が真っ黒。。。
都会は新潟とは違う空気なのです。
だからコロナ渦のずっと前から、私は地下鉄をマスクなしでは乗ることができませんでした。
東京で外来を始めて気づいたのは、
アトピー性皮膚炎の方の重症度は高く、
難治性の酒さや肌荒れの人がとても多いことです。
皮膚は「環境で決まる臓器」といっても過言ではありません。
スキンケアやメイクの環境はもちろんのこと
湿度や温度の影響や
黄砂、PM2,5、その他の空気中の汚れによる、環境ダストの影響を強く受けます。
左のグレーの棒グラフは、都市ダストに触れていない皮膚表面の活性酸素種
中央の黒い棒グラフは、都市ダストに3時間暴露された皮膚表面の活性酸素種
右の黄色の棒グラフはリビジョンのC+ Correcting Complex 30%を外用した皮膚表面の活性酸素種です。
酸化といえば紫外線が有名ですが、
このように環境ダストによる酸化の影響も大きいのです。
特に、皮膚のバリア機能の低下している方は環境の影響を強く受けるので
日によって良くなったり悪くなったりを繰り返す傾向があります。
そこで
私が環境対策としてお勧めするのは、ビタミンCを外用すること。
ビタミンCを内服・点滴するのは全身のケアに大変有効ですが、
皮膚はビタミンCのトランスポーターを持っているので
紫外線に当たる方(紫外線でそばかすや肝斑が悪化する方)、環境ダストの影響が大きい地域にお住まいの方には
外用が強い味方になると思います。
ビタミンCには水溶性、脂溶性、親水親油性があるので
適したものをお選びいたします。
♡新潟の野本真由美スキンケアクリニックのスタッフブログ♡
治療やお化粧品はもちろん、野本医師のプライベートやファッションなども掲載しています。
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