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肌の色
総院長の野本真由美です。
ご覧いただいてありがとうございます。
今日は「肌の色」を決めているものについてお話します。
美容皮膚科では、「美白剤をつけても、肌が白くならない」というご相談が多いですが、それは肌色が複数の要因で決まっているためです。
主に肌色を決めているものをご紹介します。
①メラニン色素
②酸化ヘモグロビン(血液の色)
③βカロテン(食事によるもの)
④糖化(AGEsの沈着)
⑤皮膚の水分量
美白剤による効果は①のみです。メラニン色素は角質層にたまっていることが多いので、角質の厚い人も白く見えません。
②の影響で、貧血の方はやや蒼白、微小循環障害がある方は赤黒くみえます。
③はみかんの食べ過ぎで手が黄色くなる柑皮症が有名ですが、青汁、濃縮還元野菜ジュースやトマトジュースを毎日摂っていると黄色く着色してきます。
野菜はそのまま食べた方がいいでしょう。
④糖化によって皮膚に沈着した茶色のAGEsは蓄積していきます。若いころには気が付きませんが、糖質の多いものを摂っていると40代以降、糖化で肌がくすんできます。
⑤浮腫みやすい、汗をかきやすい方は色白の人が多いですが、表皮、真皮ともに皮膚に水分が多い人は肌が明るく見えます。
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