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祈る
総院長の野本真由美です。
ご覧いただいてありがとうございます。
私が研修医のころ、下肢全体がひどい静脈炎で大きな皮膚潰瘍ができたしまった患者さんを担当していました。
毎日洗浄して軟膏処置をしていましたが、症状はなかなか改善しません。
指導医の先生が、
「処置をする前に大切なこと、なんだかわかる？
軟膏を準備することじゃない。
祈ってから、ガーゼをあけることだよ。」
と話されました。
外科病棟勤務の経験があり、その後クリニックに勤務してくれたスタッフが、
「外科病棟にそう言ってくれる先生がいたら、私はやめなかったかもしれません」
と話してくれました。
「祈る」
医療で大切なことを学びました。
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