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瘀血と心身一如
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
和漢診療学の創始者、寺澤捷年先生が日本東洋医学会雑誌に寄稿された論文に
目が留まりました。
瘀血(おけつ)は、西洋医学的に微小循環障害というとわかりやすいと思います。
生理痛がひどい、静脈瘤がある、目の下にクマができやすいなど
当院でも多いこれらのご相談は「瘀血のサイン」です。
月経関連で生じる痛みは骨盤内の自然炎症によるものであり、
骨盤内臓器の異変と怒りなどの情動は
脊髄を介してなされていることが説明されていました。
生理の痛みがある人は、
まず漢方薬で骨盤内の炎症をコントロールをしながら
痛みと気持ちを一緒に収めていくのが良いと思います。
生理関連の痛みとイライラで悩んでいる方はご相談ください。
「盗塁成功!」ではなくて、
うつぶせ寝。