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日本人の腸内環境
総院長の野本真由美です。
ご覧いただいてありがとうございます。
京都府立大学消化器内科の准教授 内藤裕二先生が発表される腸内環境の講演は、学術的かつエンターテイメント性もあり、いつも勉強させていただいています。
内藤先生の研究から、日本人の腸内環境は、欧米人や他のアジア人とは「かなり異なる」菌叢であることが分かったそうです。
なぜかアメリカ人と中国人の菌叢は似ているのに、日本人は違うというのです。
口にしたものは腸内環境に影響を及ぼしますし、逆に腸内環境によって口にしたものの影響も変化するので、
海外で健康によいとされる食べ物やサプリなどがそのまま日本人に適しているかどうかは、実はよくわからないのです。
そこで、「私たちの先祖が口にしてきたものを探る」というのが近道ではないでしょうか。
その答えの一つが和食ですし、日本漢方でもあると思います。
長寿国日本のなかでも、京都府丹後地域は100歳以上の人口が全国平均の2.8倍だそうです。
その地域に住んでいる方の平均的な食事がスライドで紹介されていました。
日本人の腸内環境に適した質素な和食を食べるのがよいようです。
日本の医療に関しては、明治時代までずっと漢方薬が主体でした。
生薬のハーモニーで作る漢方薬やその土地で取れた薬草は、長年、日本人の腸内環境に影響を及ぼしてきたのではないかと思います。
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