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夏
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
夏生まれなので、夏が好きです。
朝日とともに起きて、カーテンを開けた時の幸せ。
蒸し蒸しする夕方、夕日を見ながら散歩する幸せ。
たくさんの夏の記憶がよみがえります。
でも夏は暑さとうまくつきあう工夫が必要ですね。
熱中症は昔、「日射病」と言われていましたが、
体温が下げられなくなるのは夏の太陽の影響が大きいということでしょう。
紫外線は皮膚に火傷を起こす可能性のある太陽光で、
「日焼け止め」と言われている製品のほとんどが、この紫外線によるダメージを減らすものです。
でも日射病の主な原因となるのは、体温を上げる近赤外線領域の太陽光です。
(第85回日本化粧品技術者会(SCCJ)で最優秀賞を受賞された花王の論文からお借りしました)
皮膚を5分太陽光にさらすと皮膚温度は6.5度上昇し、
皮膚の熱感やチクチク感にも明らかな有意差がでるということでした。
皮膚の温度が急に上がると
①皮脂分泌が多くなる
②赤ら顔や酒さの人は赤みが悪化する
③更年期ののぼせが悪化する
④アトピー性皮膚炎のかゆみが悪化する
さまざまな「赤み」や「かゆみ」が悪化する可能性があります。
そこで、日焼け止めは紫外線をカットするだけでなく、
「夏は近赤外線までカットするものを選ぶ」という方法があります。
紫外線散乱剤の二酸化チタンのフレークの厚さを変えることで、
近赤外線までカットすることができることがわかっています。
夏に強くなるために、
夏の日焼け止めは「遮光」に「遮熱」を加えてみる。
波長の長い近赤外線をカットすることは、
たるみの予防など皮膚の深部のダメージを遅らせる作用もあります。
私も、夏になると近赤外線までカットできる
オバジ先生の作ったサンスクリーンプラスプライマーSPF30を使用しています。
新型コロナウイルス感染症でみんながマスクをする今、
マスクで生じる皮膚温度の上昇を抑えることに期待しています。
♡新潟の野本真由美スキンケアクリニックのスタッフブログ♡
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