ブログ
予防行動
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
当院でデュピクセントの治療をうけていらっしゃるアトピー性皮膚炎の方は、
よくこんな風に話してくれます。
「2週ごとに皮膚科の治療に来るという経験は初めてです。
自宅治療も選べるようになったけど、
先生と2週ごとに話すといろいろと勉強になるし、またがんばろうって思えるので
やっぱり通います。」
当院のデュピクセント症例数は開業医日本一と教えていただきますが、
皮膚炎のマーカーがとても良いのが特徴。
その理由として、ほとんどの方が2週ごとにきちんと通っていることがあげられます。
そして、スキンケア、メイク、下着、仕事のストレス、食事や栄養相談、体調相談など、いろんな話をすることが多いです。
先週読んだContact Dermatology;2019 Dec 03に、
「手荒れ:テキストメッセージを送ると患者の行動が変わる」
という論文がありました。
手の刺激性接触皮膚炎を起こしている81名の患者さんを2群に分けて、
半分の方にスキンケア、肌を刺激するもの、薬の使い方を思い出すようなテキストメッセージを毎日送ったところ、
8週後の皮膚炎の減少率が70.2%と高く、テキストメッセージのない群の38.9%と有意な差がありました。
予防行動で、臨床効果が上がる。
まさに、私の目指している予防医学です。
来年春ごろ、アトピー性皮膚炎の新規外用剤であるJAK阻害薬が発売予定です。
皮膚は免疫臓器なので、
皮膚疾患も美容医療も、免疫学の知識が必須です。
そして、外用を継続できるようにするのが、治療の決め手になります。
(ぼくは、てとあしがみじかいから、ていれがらくらく)
電話番号は03-4405-5100です。
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