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リビジョンDEJクリーム関連の論文
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日はリビジョンのDEJシリーズに関する論文をご紹介します。
人で検証した論文は、3本あります。
①高濃度ビタミンCクリーム(朝)とレチノール0.5%&バクチオールクリーム(夜)の検証
JDD(Journal of Drugs in Dermatology)の2016年の論文です。
44名の女性が12週間外用しています。
参加者全員(100%)が得られた変化は、「小じわ」と「輝き(ツヤ)」でした。
80%とか90%の改善というのは、実力のある外用剤の論文では見かけることがありますが、
100%って純粋にすごいなあ・・・
アメリカではかぶれる方は少ないのかしら?
当院では論文の通りに、ビタミンAとビタミンCを
この方法で使って頂いている方が多数いらっしゃいます。
レチノールの濃度は0.25と0.5と1.0の3つに増える予定ですが、
0.25%でもカプセル化されていてバクチオール入りなので
十分濃い製品です。(フェイスライン、目周りさけていただきたいです)
0.25%からがお勧めです。
②DEJフェイスクリーム(朝、夜)の検証
JDD(Journal of Drugs in Dermatology)の2015年の論文です。
DEJフェイスクリームは皮膚の構成要素であるタンパク質を小さく分解して経皮吸収できるようにしたペプチドが主成分です。
ビタミンC同様、吸収をたかめるために親油性の側鎖をつけたペプチドが配合されています。
37名の女性が12週間外用をしています。
参加者全員(100%)が得られた変化は、「小じわ」と「スキントーン(肌の色むら)」でした。
論文では、炎症後色素沈着や肝斑が改善していました。
自分で使っても、モニターさんの写真をみても、この製品は色むら補正に使えると感じています。
この製品は3種類のペプチドのほかに、
先日お話したプレバイオティクスのαグルカンオリゴサッカライド、
脂溶性ビタミンC、
11種類もの抗酸化剤のブレンド、
が含まれていて、
これらの成分が酸化や炎症をコントロールしていると考えています。
肌を白くするのは、美白剤だけではないのですね。
この製品は、「赤みや皮むけはいやだけど、色むらを改善したい」
という方に適していると思います。
ハイドロキノンにアレルギーがある方にもおすすめしています。
③RFマイクロニードル治療の前後にDEJフェイスクリームを使用した検証
JCD(Journal of Cosmetic Dermatology)の2019年の論文です。
15名の方に、RFマイクロニードル治療の前2週間、治療後4週間DEJフェイスクリームを併用したときの
効果を検証しています。
外用療法とクリニックの施術は、組み合わせると効果が高まることが示されていました。
組み合わせ方のコツは診察時にご相談ください。
次は当院のモニター様の写真をご紹介する予定です。
モニター様からいつもたくさんの事を教わっています。
論文を読む時は、指輪を楽しんで
手元だけは、女子。(笑)
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧頂きありがとうございます。
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