ブログ
ビタミンCの出会い
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
この夏に発売された高濃度ビタミンCクリームの効果をVISIAで解析して改めて思うのは、
「炎症のコントロール」の大切さです。
一見赤みがないように見える皮膚の方でも、
黄色人種特有のメラニンが重なるので目立たちにくいだけ、という方が多いです。
美白剤やレーザーなど、メラニンだけをターゲットとした治療で
「もっと皮膚の透明感がほしい」と感じる方の多くに
赤みの色むらがあります。
つまり、皮膚の赤と茶色は、同時に治療すべきなのです。
私たちがIPLを工夫して使う理由はここにあります。
(赤色、茶色、毛包脂腺系の3つが同時に治療できます)
ビタミンCは「シミに効く」というイメージが強いと思いますが、
私はメラニンではなく、炎症や酸化のコントロールを目的に使用しています。
炎症や酸化がコントロールできれば、結果としてメラニンのコントロールにもなります。
ビタミンCと私の出会いは、20年前にさかのぼります。
大学病院時代、火傷の患者さんが運ばれてくると、私は一番最初に輸液に大量のビタミンCを入れていました。
必要な輸液量が減り、翌日の傷の浮腫が激減し、呼吸の状態もよくなるためです。
(熱傷診療ガイドラインにも記載があります)
ビタミンCは火傷をしたあとの色素沈着の治療よりも、
急性期の炎症をコントロールするほうが得意。
あのときと同じことを、
今回出会った高濃度ビタミンCクリームで感じています。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧頂きありがとうございます。
ブログランキングサイトに参加しています。
下の野本アイコンをぽちっとお願いします。
新潟の野本真由美スキンケアクリニックのスタッフブログ。
野本真由美医師のプライベートやファッションなども
ご覧いただけます。ぽっちっとお願いします。