野本真由美クリニック銀座

院長の野本真由美です。

電話番号は03-4405-5100です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

 

「自由に発想する」ことを妨げてはいけないと思い

 

最近クリニックでやめたことと、始めたことがあります。

 

 

 

例えば、マニュアルを作ること。

 

これをやめると、自分で考える力がつきます。

 

 

 

ルールを少なくすること。

 

個性を尊重する仕事をしていきたいと思っています。

 

 

 

 

正しい知識を豊富に学ぶことも

 

自由に発想するための土台作りには不可欠です。

 

 

 

私自身がこれまで講演してきたスライドは

 

クリニック内で仲間が何度も見直せるようにしています。

 

診察室でも説明するときに使用しています。

 

 

 

最近は学会が終わると

 

みんなで情報を共有できる電子ツールに

 

学んだことを書きこんでいます。

 

 

 

先日の日本抗加齢医学会総会の3日間の内容も

 

野本目線でいろんなテーマを書き込みました。

 

テーマは多岐に及びます。

 

食事、運動、睡眠、酸化、糖化、オートファジー、腸内環境、概日リズム、細胞老化、化粧と心理、など。

 

 

 

具体的な内容もあるし

 

全体を俯瞰する内容もあります。

 

 

 

例えば

 

「加齢現象は、エントロピーが増大すること。

 

若いときのデータは個体差が少なく、

 

加齢するほどデータのばらつきが大きくなる。」

 

 

 

時間の経過とともにエントロピーが増大することは、

 

例えばフルマラソンを見ても分かります。

 

最初は集団で走るけれど、ラスト５ｋｍは大幅にばらつきが生じます。

 

 

 

私たち抗加齢医学の専門医が目指すのは、

 

個体差の少ない時期から介入して

 

多くの方が素晴らしい人生後半を迎えられるようにすることです。

 

 

 

幸い、皮膚科にはニキビや肌荒れといった

 

若い世代の方が多く受診されます。

 

皮膚は見える臓器なので、若い世代は見た目に興味を持ちやすいと思います。

 

 

 

その世代から、予防医学の指導を行うと、

 

その方の20年後の病気を防ぐことができるのではないかと考えています。

 

もちろん、50歳からでも、60歳からでも決して遅くはないと思います。

 

 

 

 

ゆっくり丁寧に

時を刻みたい

 

 

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