ブログ
ほくろではない
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
前回、ほくろの治療をご紹介しました。
ほくろは「明らかに良性」の場合はいろんな治療法があっていいと思いますが、
「悪性腫瘍を見落とさない」ために
皮膚科専門医で治療されることをお勧めします。
先週、10か月ぶりに受診された40代の女性が
顔の診察のあとに「2、3年前から足の裏にほくろがでてきた」
とおっしゃるので見てみると
直径6mmの黒褐色斑がありました。
すぐにがんセンターに電話。
皮膚生検で「早期のメラノーマ」(最も悪性度の高い癌)と診断されて、そのまま入院となりました。
あのとき顔の診察だけでお帰りにならずに、本当によかったです。
次の10カ月後にいらしていたら、もう早期ではなかったと思うからです。
(余談ですが)
私の卒業した信州大学医学部は
1皮膚科のメラノーマ(癌)
2外科の生体肝移植
3形成外科のまぶたの治療で、頭痛と肩こりを治す
の分野で知られていました。
そのため、試験でもこの分野は細かい知識が必要でした。
形成外科専門医でない私でも
目周りの詳しい解剖が頭に入っているのは、この影響です。
今となってはとても感謝しています。
二重瞼や眼瞼下垂の手術は、見た目が美しくなるだけではなく、
頭痛や肩こりが劇的に改善される方が多いので
いい治療だなあと思います。
家電女子♡
ボタンがあると、押さずにはいられない。
夜中に勝手にルンバが動き出すのは
わたちのせいよ。
♡新潟の野本真由美スキンケアクリニックのスタッフブログ♡
治療やお化粧品はもちろん、野本医師のプライベートやファッションなども掲載しています。
ポチっとクリックお願いします。