ブログ
しみだらけ。。
総院長の野本真由美です。
ご覧いただいてありがとうございます。
「紫外線に当たるとしみになりやすい」
これは事実です。
でも、美容皮膚科でしみの相談にいらっしゃる方は、みなさんUV対策をしっかりとされていることが多いです。
原因のひとつは、しみになりやすい体質を持っていること。
出産後、あるいはピルを飲んでからしみがでてきた・・・というように、内分泌的な素因でしみになりやすい方がいらっしゃいます。
東洋医学的には、微小循環障害を起こしやすい「瘀血(おけつ)」の方は、しみになりやすい体質といえます。
もう一つは、「物理的、化学的刺激で微小炎症が続くことによるしみやくすみ」です。
美容皮膚科ではこのタイプが最も多いです。
私の若いころもまさに、このタイプの「しみだらけ」でした。。
自宅と大学病院の往復しかしていなくて、子供と外で遊ぶ時間も取れないような日々でしたので、
紫外線にはそれほど当たっていませんでしたが、ある日当直室の鏡をみて愕然としました。
「どうして紫外線に当たっていないのに、こんなにくすんでしみのある肌なの?」
私の場合、その答えはしっとりするリキットファンデーションでした。
簡単にカバーできる優れたアイテムですが、長期使用すると「つけすぎ」「とりすぎ」「こすりすぎ」の炎症マーチが起こりやすいアイテムでもあります。
この炎症マーチを改善するためには、まず何から始めればよいでしょうか。
それは「落ちにくいものをつけない」ことからです。
そこでたどり着いたのが、成分がわずか数個で油分ゼロのミネラルパウダーメイクでした。
こうして私は、アトピー性皮膚炎の外来体験と、(私を含めた)しみに悩む女性との出会いによって、
「毎日の繰り返しを見直す」美容皮膚科医になろうと決意しました。
あの日から、
私のしみは、治療しても元に戻ることはなくなりました。
次回に続きます・・・
★いつもご覧頂きありがとうございます。
ブログランキングサイトに参加しています。
下のアイコンをぽちっとお願い致します。