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アトピー性皮膚炎
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
ご覧いただきありがとうございます。
アトピー性皮膚炎の待望の新治療、ディピクセントの治療が始まっています。
この治療はしっかりとした適応基準が定められています。
まずは一度受診していただき、基準を満たすかどうか診察をさせて頂ければと思います。
私は8年間勤務していた大学病院皮膚科時代、アトピー性皮膚炎の専門外来を担当していました。
重症患者さんと一緒に、正しい病気の知識、生活指導、塗り薬の正しい使い方などを行ってきました。
日本はアトピー性皮膚炎患者さんがとても多い国として知られています。
私の患者さんには、痒みで学校に行けなくなってしまったお子さんもたくさんいました。
入院して一緒に治療し、学校に行けるようになって2人で大喜びしたことは、今も大切な思い出です。
あるお子さんは、「自分の経験を医療に生かしたい」と、8年後に薬学部に進学されました。
最近まで4年間、薬学部の大学院で生薬の研究をしていた私は、彼に大学の食堂で突然声をかけられて驚きました！
立派に成長された姿に、お母さんみたいな気持ちになり感激しました。
アトピー性皮膚炎も落ち着いている状態でしたので安心しました。
これから立派な薬剤師になられることと思います。
デュピクセントを希望されて受診された患者さんの中には、きちんと外用療法の指導をされていないかたもいらっしゃいます。
まずは正しい外用療法の指導、衣類などのアドバイスをさせていただきます。
内服はてきとうに飲んでも丁寧に飲んでも効果に変わりないかもしれませんが（笑）、外用は違うのです！
まずはしっかり指導させていただきます。
ガイドラインに沿った適正な治療をされていても半年以上改善が見られない方で、重症の方、あるいは副作用で治療ができない方が、デュピクセントの適応となります。
アトピー性皮膚炎でお困りの方は、重症度に関係なく、まずは一度ご相談ください。
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