野本真由美クリニック銀座

院長の野本真由美です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

アトピー性皮膚炎や慢性蕁麻疹などの繰り返すアレルギー疾患の治療が国内で進化しつつあります。

 

 

アトピー性皮膚炎の新しい治療、デュピクセントの治療を始めていますが、今のところ翌日から痒みが改善する方がほとんどです。

 

私が新潟大学でアトピー外来を担当していたときに、この治療があったらよかったのに・・・と心から思います。

 

 

この治療を受けるためには、直近半年以上の標準治療をされていることが条件ですが、副作用のため標準治療ができない方は半年未満でも治療の適応となります。

 

また全身に皮膚炎がなくても、顔と首の症状が重症である方は治療の適応になります。

 

標準治療が不十分と判断した場合は、当院で責任をもって標準治療のご指導をいたします。

 

また、アトピー性皮膚炎の治療に特化し、教育するシステムが整っている病院をご紹介させていただく方もいらっしゃいます。

 

 

治療だけでなく、スキンケア・メイク、衣類の指導もさせて頂きます。

 

女性は下着やストッキングの選び方で痒みも変わることが多いです。

 

皮膚に触れる線維で痒みが変わることを、もっとお伝えしたいです。

 

先週受診された女性は、全身に皮膚炎がありましたが、化学繊維のワンピースを着ていらっしゃいました。

 

素材を変えるだけでも、かゆみは少し楽になります。

 

 

また、生理前に悪化する痒み、梅雨に悪化する痒みは、漢方薬で対応することができます。

 

 

困っていることがありましたら、皮膚以外のこともぜひ話してください。

 

 

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