ブログ
デザイン
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
ご覧いただきありがとうございます。
先週は山梨県皮膚科医会で講演の仕事がありました。
山梨大学の皮膚科研修医から大ベテランの先生まで、楽しい時間をありがとうございます。
私は父が設計士であった影響か、空間作りやデザインにとても興味を持っています。
新潟と銀座のクリニックのデザイン、医療発信ミネラルメイク・ビューティフルスキンのブランドイメージ、鼻パットのないサングラス・ビューティフルアイズのデザインも自分で提案しています。
山梨の講演会の会場が、私にとって「とてもツボな」デザインでしたのでご紹介したいと思います。
「色の使い方」「光のさし方」「質感」「大きさ」は大事だと思いますが、私は特に「凹凸(おうとつ)」が気になります。
凹凸(おうとつ)とはややマニアックですが、空間をつくる演出に必要だと思います。
実は皮膚をきれいにするコツも、実は凹凸(おうとつ)にあるのです。
最後の写真に「古名屋旅館」とありますね。
「古名屋ホテル」は100年以上の歴史のあるホテルで、
飾っている写真はこの仕事をつないできた創業者や関係者の素敵な白黒写真ばかりです。
積み重ねてきた「時間」もデザインに取り入れているところが素敵で、日本を含めたアジアのテイストを感じます。
数十個はあるソファのクッションはタイシルクで、一つとして同じものがありませんでした。
大手一流ホテルとはまた違う、心地よい空間でした。
私が講演をさせていただいた会場です。
天井に凹凸があります。さらに、柄もよく見るとすべて凹凸があります。
壁面のガラスも空間演出に大切ですが、切子にしている上に、凹凸に配置してあるのがわかりますでしょうか。
最後の写真は、ホテルのエントランスにあったカーテンです。
さらにマニアになりますが、このカーテンにも凹凸があります。
光沢のなかに品が生まれていますね。
時間と空間。
人間の永遠のテーマに、ひらめきをいただいた日でした。
いつもご覧頂きありがとうございます。
ブログランキングサイトに参加しています。
下の野本アイコンをぽちっとお願いします。