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されど乾燥肌
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
「全身の皮膚が乾燥して、痒みがでてきた」という40代女性。
皮膚科では多いご相談です。
外用をやめると症状が戻り、
他院で漢方薬を処方されたが効果がなくて
むしろ胃が痛くて中止したとのことでした。
処方されていた漢方薬は、かゆみや乾燥に効果の高い清熱剤でした。
ご自身で色々調べていらして
食事からも原因を検査してほしいと
遅延型食物過敏パネル検査を希望されて当院を受診されました。
まずは原因検査のための血液検査と、スキンケアの指導を行いました。
その結果、皮膚の乾燥の原因は
栄養が皮膚まで届いていないことだと判明しました。
治療方針は
①食物を上手に吸収できるように、胃腸の機能をよくすること
②吸収した食物を皮膚まで届けるための運搬(アルブミンなど)を強化する
③皮膚という末梢臓器まで届けるための血流をよくすること
です。
遅延型の結果と合わせて、食事指導、漢方薬1種類、サプリ1種類の選定を行いました。
乾燥肌は、外からのスキンケア指導だけでも改善する人もいます。
内からケアをしてやっと改善する方もいます。
かゆみや乾燥に効果が高いとされる漢方薬が奏功しない場合もあります。
この女性は①②③のアプローチで治療をした結果
初診で処方したヒルドイドソフトが不要になり
痒みからも解放されました。
皮膚は末梢臓器なので、皮膚まできちんと栄養が届くには
いろんな角度から治療を考える必要があると感じます。
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新潟で猫を飼っている方にお勧めしたい「新潟ねこの病院」。
動物疾患の教科書を書いていらっしゃる優しいベテランの先生で
我が家もお世話になっています。
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