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専門医試験
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
「ほとんどの人が受かる試験」。
これは受かりにくい試験よりも
ある意味プレッシャーです。(笑)
皮膚科専門医試験もそのひとつ。
受ければ受かる試験だと分かっていても、
落ちたらどーしよーという思いも交差する。
私が8年間勤務していた当時の新潟大学皮膚科は
大学で首席卒業の医師が複数入局することで知られていました。
「自分より周りが優秀」という環境は
自分を育ててくれるので感謝です。
医局では英語だけを使って免疫のディスカッションをする大学院チームもいて、
影響を受けた私も毎日たくさんの英論をコピーして持ち帰っていました。
外来と病棟勤務のあとに
皮膚の病理組織とにらめっこしながら
確定診断のために皮膚の細胞を免疫染色したりと
皮膚の専門性を高めていました。
20代で出産を終えて
私が皮膚科専門医試験を受けた年は
私と下村裕先生のふたりが受験しました。
下村先生は弟の親友で
幼少時から天才。
新潟大学医学部も首席で卒業して皮膚科へ。
専門医試験の勉強をする雰囲気もなく
研究室に寝泊まりするほど、毛の研究をされていました。
試験の2か月前に
私の重い腰がようやくあがり
やっと過去問を解き始めましたが
下村先生は私の過去問をちらちらみる程度で研究に没頭していました。
過去問を2回した私と、日々の実力だけで受験した下村先生は
めでたく合格できましたが
あんなに試験勉強しなくても試験に合格できるのは
日々の鍛錬なのでしょう。
こうして下村先生は世界で有名な毛の権威となり
現在は山口大学皮膚科の教授としてご活躍です。
天才なだけでなく
本当にやさしくて、思いやりのある、人望が厚い先生です。
ひなたぼっこ。
日焼け止め不要。
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