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マスクのトラブルが起きやすい理由
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
私が不織布マスクの下に使用しているインナーマスク。
これがおすすめ、という意味ではないですが
UV対策のほか
皮膚のバリア機能低下の問題と
ニキビができやすくなる問題の
解決のカギになっている二文字
「DRY」 「COOL」
がわかりやすく記載されていたので紹介したいと思います。
結論から言いますと
マスクをすると皮膚の「水分量」「油分量」
いずれも上昇する環境に変わります。
まず水分量。
「保湿が美肌のカギ」は間違ってはいませんが
過剰保湿は逆効果です。
皮膚のバリア機能を低下させるからです。
「マスクによる皮膚炎」や、「赤ちゃんのおむつかぶれ」は
過剰保湿によるトラブルの典型例です。
過剰に保湿すると、なんともないような刺激でかゆみがでたり、赤みがでたりするようになります。
過剰な水分を発散できる素材として「DRY」。
蒸れにくく柔らかい素材は、ひとつの対策になります。
続いて油分量。
顔の半分以上を長時間マスクで覆っていると
皮膚の温度が上昇します。
「皮膚の温度が1度上昇すると、皮脂の分泌が10%上昇」することが論文で示されています。
そのためマスクをすると、これまでニキビができたことのなかった方でも
ニキビができやすくなることがあります。
対策として、マスクをしないときよりも油性のスキンケアやメイクを1アイテム減らすという方法があります。
そして「COOL」と感じる素材のマスクで体温上昇を防ぐというわけです。
コットン素材は皮膚には優しいのですが
もしもマスク内に熱がこもると感じる方は見直してみましょう。
うつぶせ寝。
何かを反省しているようにもみえる。
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