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皮膚のゆるみと、顔のたるみと
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
「目元や口元のしわ、頬の毛穴にメイクがたまるようになった」
これは、「皮膚のゆるみ」の典型的な症状です。
DEJ(真皮表皮接合部)が平坦化したり、
真皮の一番浅い乳頭層の活動性が落ちてくると感じるようになります。
DEJ~真皮乳頭層は、「美容皮膚科のストライクゾーン」であり
私がIPLを治療によく選ぶのは、このゾーンがターゲットだからです。
ゼオスキンヘルスのトレチノイン療法も、このゾーンがターゲットなので
ピール系と熱刺激系で相乗効果を狙っています。
一方、
「下を向いた時と、上を向いた時の顔の違いが以前より大きくなった」
これは、「顔のたるみ」の典型的な症状です。
私も日々感じます。
顔のたるみは、①「萎縮」②「下垂」③「拘縮」の3つが関係しています。
①は骨粗しょう症が大きな要因になり
②は皮膚の下のじん帯や筋膜、脂肪の隔壁の変化が大きな要因になり
③は皮膚の下の筋肉が固くなることが大きな要因になります。
皮膚のゆるみと顔のたるみ。
起こっている変化の深さが違うことが分かりましたでしょうか。
外用剤だけでたるみを治すのが難しいことも分かっていただけると思います。
両方をケアできる方法となりますと…
*DEJをターゲットにした外用を続けること
*たまにハイフ&ボトックス&ヒアルロン酸の治療をすること
*骨粗しょう症の対策をすること
でしょうか。
進行してじん帯などが緩みすぎると支えきれなくなるので
多くのフィラー注入、糸、手術・・・と治療が変化していきます。
予防美容で、
「年齢相応の美しさ」が楽しめるようになればいいなあと思います。
仲良くなってきたコナ&ココ
電話番号は03-4405-5100です。
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