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カット絆
総院長の野本真由美です。
ご覧いただいてありがとうございます。
手荒れの悪化因子のひとつにカット絆があります。
私はカット絆を常用している手荒れの方が、すっきり治ったところを見たことがありません。
皮膚のバリア機能が落ちている皮膚に、カット絆の粘着テープがずっとついていると、さらなるバリア低下を起こすためです。
指が割れて痛い時は、カット絆ではなく、患部のみ傷パワーパットを切って貼付することをお勧めします。
手の洗いすぎの方も多い印象があります。
大学病院勤務時代に、ハンドソープを最小限に使用して手荒れのない人と、抗菌系のハンドソープで何度も手を洗っている手荒れのある人で、
どのくらい皮膚の菌が繁殖しやすいかをシャーレで実験したことがあります。
その結果、ハンドソープでしっかり手を洗って手荒れのある方に、びっくりするほど黄色ブドウ菌が増えていました。
つまり手が荒れていないだけで、皮膚は病原菌から守られているのです。
「手はきれいに」と思ってこまめに洗った手が、きれいから遠ざかるという悲劇。
私はあの時のシャーレを、今でも鮮明に覚えています。
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