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メイクのちから
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
来年春に愛媛県松山市で開催される日本臨床皮膚科医会総会・学術大会で、「スキンケア・メイクはどこまでできる?」というシンポジウムの講師をさせていただきます。
13年前にビューティフルスキンのレシピをいちから作って以来、スキンケアやメイクは「治療効果に影響する」ということに気づいています。
患者様のご厚意で、お写真を提供していただきました。
ありがとうございます。
約半年の美容施術歴がある方で、リキットファンデーションを使用されていました。
ビューティフルスキンのミネラルパウダーメイクに変更していただいて1週間後。
治療はまだしていませんが、1週間で鼻の毛穴からしまり始めました。
その後、IPLを2回+顔の脱毛を1回されて3か月後。
肌全体が美しいFOGGY SKINになりました。
FOGGY SKINとは、子供の肌をイメージするとわかりやすいでしょう。
霧(FOG)がかかったような、どこに毛穴があるのかわからないような肌のことを指します。
リキットファンデーションで仕上げた肌や、トレチノインを使いすぎたSHINY SKINは、美しい肌=子供の肌から離れてしまいます。
「肌質」はシミと異なり、写真だけでは伝わりにくいかもしれませんので、皮膚の機能を評価した画像をご紹介します。
治療前。紫の点は、開いた毛穴の部位です。
治療後3ヶ月。紫の点が減っています。
続いて、アクネ菌の排泄物であるポルフィリンの評価です。
油分がアクネ菌の餌になるため、皮脂が多い所や油性成分をつけすぎるとアクネ菌は増えます。
アクネ菌自体は皮膚の常在菌ですが、増殖すると毛穴周囲で炎症を起こすため、ニキビ、毛穴の開き、肌の赤みを起こしやすくなります。
治療後3ヶ月。
写真のように皮脂の多いTゾーンを主体にポルフィリンが多いというのが正常です。
正しいスキンケアを行うと、見た目の改善だけでなく、皮膚の機能も改善していきます。
炎症肌にサヨナラして、皮膚の健康(Skin Health)を取り戻しましょう。
クリニック電話番号は03-4405-5100です。
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