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ピルの意味
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日京都で講演をさせて頂いたときに、
(詳しくは新潟の竹野さんのブログ）
演者でご一緒させていただいた志馬千佳先生と、その師匠の蔭山充先生からとても大切なお話をお聞きしました。
おふたりは産婦人科専門医＆漢方専門医で、講演活動、論文作成など、第一線でご活躍の先生方です。
講演後に「生理痛のひどい若い女性にどんな漢方を使いますか？」という質問に対して、
「まずはピルを飲んでください」と即答されました。
その理由として、
・若いころから生理痛がひどい人は、将来、子宮内膜症や子宮筋腫になる可能性がある。
ピルをのむことで腹腔内の出血→腹腔内の炎症をコントロールできる。
・生涯つくることができる卵子の数は決まっている。
出産年齢が30代以降になることが多い現代では、若い頃にピルを飲んで、出産したい時期に卵子が豊富にある状態にするのもひとつの目的。
生理痛の漢方薬を選べる漢方専門医なのに、「まずピルを選択する」理由を伺えてよかったです。
ちなみにピルは酸化剤、漢方薬は抗酸化剤ですので、
「酸化ストレス」の点からは、併用のメリットは大きいです。
クリニック電話番号は03-4405-5100です。
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