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ベストを探る
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
ハンドピースの消費数が日本一と言われるようになってから何年経過したでしょうか。
当院のIPL治療は照射方法の工夫を重ね、設定もショット数もかなりオリジナルに成長しました。
特に、3，4週毎に5回の照射をされている方は、私たちが予想していなかったリフトアップ効果が出ている方が多く、写真をみながら患者さんと一緒に大喜びしています。
IPLはしみやくすみ、毛穴の開きや赤みには有効ですが、従来の照射方法ではリフトアップ効果はありません。
ひとつでいろんな効果がでるバランスのよい器械を提供したい。
ベストな照射方法はどれか。
日々考えて診療をしています。
美容医療はトレンドの器械をすぐに導入する傾向がありますが、私は器械よりも皮膚が好きで仕事をしているので、
長期的に使用したときの副作用が確認できない時期は導入しないと決めています。
10年前にあった治療かどうかが、一つのポイントです。
しみの効果をどんどん上げていく器械にすると、同時にメラノサイトが消失して脱色素斑(白斑）になるリスクも伴い、リフトアップ効果までは期待できなくなります。
リフトアップの効果を第一に考える器械にすると、しみやくすみの効果までは期待できなくなります。
でもいろんな器械を使用するのは、時間も予算もかかります。
「一つの治療でいろんな効果を得る」「長期に使用して安全性が高い」ということを考えると、最終的には「昔から美容医療で使われてきて安全性の高いIPLを、工夫して照射する」という答えにいきつきました。
当院主任の成田さんはIPL照射の達人です。
「以前IPLをしたことがある」という方が彼女の照射を受けると、驚かれることが多いです。
成田さんは今後、医療者むけのIPL実技の講師を務めます。
ちなみに私のシミだらけで赤みが強く、毛穴が開いていた肌は、IPLの定期照射とミネラルメイクで変わっていきました。
だから、取れにくいシミがあることも、赤みを隠すのに苦労することも、毛穴にメイクが埋まる残念な気持ちも、私にはとてもよくわかるのです。
今はすっぴんで出勤しているなんて、以前の私からは考えられない話です。
あきらめないで、一緒にがんばりましょう。
クリニック電話番号は03-4405-5100です。
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