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デュピクセントと妊娠
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
アトピー性皮膚炎でデュピクセントの治療をされている方、あるいはパートナーが妊娠を希望される場合はご相談ください。
臨床的安全性試験では、妊娠中にデュピクセントを投与していて子供に明らかな影響がでたという報告はこれまでありませんが、
妊娠症例数が女性32例、男性17例と少ないことや、
デュピクセントが胎盤や母乳中にも移行することから、
主治医とよく相談する必要があります。
1回の注射におけるデュピクセントの血中半減期は約5日です。
20日でかなり減少し、42日で検出されなくなります。
このことから、治療後2ヶ月間あけてから妊娠することをお勧めしています。
また、この時期に生じる結膜炎が、デュピクセントの副作用によるものなのか、秋のアレルギーのためなのかが分からず不安の方もいらっしゃると思います。
そういう場合は、デュピクセント注射後20日間ほど様子を見るといいと思います。
デュピクセントによる結膜炎の場合は、症状がでなくなります。
不安はひとつづつ、一緒に解決していきましょう。
クリニック電話番号は03-4405-5100です。
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