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睡眠と皮膚
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野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は睡眠と皮膚の関係について
検証した論文をご紹介します。
最新号の日本香粧品学会誌から。
(阿部裕子、他:主観的睡眠状態を肌状態との関連, 日本香粧品学会誌, Vol 47,No.3, pp.183-189 ,2023.)
日本人女性204人を対象とした臨床試験です。
ピッツバーグ睡眠質問票日本語版(PSQI)で規定された睡眠不良群では
1.目尻における皮膚水分量が有意に低い
(頬、目元、口元の3地点を測定)
2.表皮細胞のターンオーバーが有意に遅い
(遅いと角質細胞の面積が大きくなる)
3.角質のタンパク質に変化がみられ、皮膚の柔軟性が低下する
これらは加齢に伴って生じることと一致しているため
睡眠不良が皮膚の加齢を加速していることが示されました。
皮膚代謝の観点からは、睡眠時間以上に
入眠時間の寄与が大きいという
考察も記載されていました。
睡眠と皮膚には関係がありそうです。
眠るのが得意だと
皮膚が若返るという考察はありませんでした。笑
マリモか
毛玉か
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