野本真由美クリニック銀座

院長の野本真由美です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今日は医師の「専門医」についてです。

 

日本では、診療科の専門医の資格がなくても診療をすることができます。

 

その点、欧米では医師が専門医を取得することや、研究をして博士号を取得することは当たり前です。

 

私は皮膚科専門医を30代前半で取りましたが、大学院に進んだのは子育てが落ち着いた43歳からでした。

 

そのため30代のアメリカ留学時代、博士号のない私は「あなたは(本当に)医師ですか?」と聞かれてカルチャーショックを受けたことがあります。

 

関連画像

 

近年、専門医制度が見直されて、皮膚科専門医も更新するハードルがあがりました。

 

学会に参加するだけではなく、より学術的な仕事をしていくことが求めらているようです。

 

 

 

私は皮膚科専門医、漢方専門医、抗加齢専門医の3つの専門医を、5年ごとに更新しています。

 

3つのうち、漢方専門医は持っている人が比較的少ないのですが、その意味がよくわかります。

 

なぜなら、学会参加や発表で点数を取得することはもちろん、そのほかに

 

「全診療科にわたる臨床症例を50例+古典と照らし合わせた東洋医学的診察例を詳細に10例」を毎回提出する義務があるためです。

 

すべての診療科に及ぶ症例を提出するのですから、皮膚だけをみていては漢方専門医は更新することができません。

 

古典が好きなことが幸いしましたが、書類の作成は常用漢字でないものも多く、時間がかかります。

 

「東洋医学 古典」の画像検索結果

 

学会で講演する機会をいただけることは、専門医を更新するためにもありがたいことです。

 

今は、来年春~夏に行われる日本皮膚科学会総会(名古屋)、日本臨床皮膚科医会総会(愛媛)、日本抗加齢医学会総会(横浜)、日本美容皮膚科学会総会(熊本)の講演の抄録作成をがんばっています!

 

 

クリニック電話番号は03-4405-5100です。

 

いつもご覧頂きありがとうございます。

ブログランキングサイトに参加しています。

下の野本アイコンをぽちっとお願いします。


にほんブログ村


新潟の野本真由美スキンケアクリニックのスタッフブログ。

野本真由美医師のプライベートやファッションなども

ご覧いただけます。ぽっちっとお願いします。


にほんブログ村


Instagram・Facebookやってます

ぜひご覧ください♬