オバジ先生が目指す「スキンヘルス」を通じて、日本人にあった治療で、病気を診るのではなく人を診る医療を提供していくクリニック、それが野本真由美クリニック銀座です。

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制御性T細胞

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野本真由美クリニック銀座

院長の野本真由美です。

電話番号は03-4405-5100です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

免疫に魅了されて医学部を目指し、最大の免疫臓器である皮膚科医の道を選んだ私。

大学2年生の時に読んだ免疫の本では、免疫のブレーキとなる細胞はサプレッサーT細胞と呼ばれていました。

ただその分子マーカーが特定されず、実態の有無について議論が続いていました。

それをTreg(制御性T細胞)として明確に同定されたのが、坂口志文先生です。

夏の日本美容皮膚科学会の大阪大学総長の講演でも、坂口先生の功績についてお聞きしていたので

今回のノーベル生理学・医学賞の受賞はとても感激しました

受賞おめでとうございます。

マイ日経新聞より

ちょうど先週の日本抗加齢医学会の分科会でも、制御性T細胞に関する今年の論文が話題になっていたので紹介します。

以下は医療者向けの内容ですので、興味のない方はスルーしてください。

Enkephalin-producing regulatory T cells in the skin restrain local inflammation through control of nociception. Science Immunology. 2025;10(XX):eadz6869. doi:10.1126/sciimmunol.adz6869

この論文では、皮膚の制御性T細胞がエンケファリンを分泌し、感覚神経に存在するオピオイド受容体を活性化して、神経の興奮を抑える(TRPV1シグナルを抑制する)ことが示されています。

神経系を介して局所の炎症が制御できると、アトピー性皮膚炎、酒さ等の慢性皮膚疾患に生じる神経過敏性、痒み、炎症の悪循環を断ち切る新たな治療法となる可能性があります。

神経‐免疫のクロストークは、ますます目が離せません。

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免疫に興味を持って40年が経ちましたが

物とのお付き合いも長い私。

こちらは20年以上前から愛用しているブーツ。

毎年プロの手を借りながら大切に履いていましたが

これ以上は内側を修復できないと言われてお別れすることに。涙

いろんな国や地域を一緒に歩いてくれた相棒に10回お礼を言いました。

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