野本真由美クリニック銀座

院長の野本真由美です。

電話番号は03-4405-5100です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

「Tゾーンは皮脂がでるけど

 

頬は乾燥します」

 

そうおっしゃる方は多いです。

 

 

 

 

 

顔の皮膚の面積は小さいですが

 

部位によって特性が異なるので

 

体よりも顔の皮膚のほうが

 

バランスが難しくなります。

 

 

 

 

 

つまり全てのスキンケアを顔に均一に広げると

 

足りすぎるところと

 

足りないところがでてきます。

 

 

 

 

 

部位別のスキンケアについては

 

診察で肌質に合わせてご指導していますが

 

今日は口周りの皮膚の特性をご紹介します。

 

 

 

 

 

口周りはその他の部位よりも

 

皮脂が少ないことが知られています。

 

 

(私の学会講演のスライドです）

 

 

〇が上に行くほど皮脂の分泌が多いことを示しています。

 

赤で囲ったところが口周り（ほうれい線の中間あたりで測定）ですが

 

他の部位よりも皮脂の分泌が少ないことが分かります。

 

 

 

 

 

 

また口周りは皮膚のバリア機能が低下しやすいことが

 

知られています。

 

 

〇が上にいくほど、バリア機能が低いことを示しています。

 

赤く囲った口周りは、バリア機能が低下しやすいことが分かります。

 

 

 

 

 

 

口周りのように「皮脂が少なくて、バリア機能が低い」

 

ことはイメージしやすいですが、実は

 

皮脂が多すぎても、バリア機能は低下しやすくなります。

 

 

 

 

 

乾燥性湿疹でも、脂漏性湿疹でも

 

皮膚がカサカサして皮がむけますが

 

「カサカサする＝乾燥」

 

とは限らないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

コナ＆ココの写真をとる58歳の夫

 

2匹ともしっかりカメラ目線

 

 

 

 

 

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