こんにちは、看護師のきんじょうです😊

前回のブログの続編②になります！

 

 

 

先日の検査結果の解説をお伝えする前に、免疫の予備知識が必要になるのでそちらを書いていきます📚

（免疫のことをいろいろ知りたい方は、はたらく細胞というアニメがオススメです💛）

 

 

 

 

 

皆さん、質問です。病原体（抗原）は体のどこから入ると思いますか？

 

 

 

 

 

ずばりそれは「粘膜」です。

 

目、口、生殖器、腸管など、ありとあらゆる粘膜から病原体は体内に侵入しようとします。

 

 

また近年では、腸に60－80％の免疫細胞がいると言われており、

腸管免疫と言われるくらい腸は最大の免疫システムでもあります✨

 

 

腸管には善玉菌から悪玉菌、口から入ってきた様々な病原体や食物が通ります。

これらは全て「非自己（自分以外の物質）」と言いますが、

非自己でもすべてが有害ではありません。

そのため私たちの腸は、非自己で有害なものだけを選別することができます✨（すごいですよね！）

 

 

また腸には私たちを病原体から守る「抗体」を作る細胞の赤ちゃん達がたくさんいます👶

（ナイーブB細胞って言います。なんかかわいい名前です♡）

 

 

腸管から入ろうとしてきた病原体などを認識したその赤ちゃん細胞たちは、

血液やリンパ管に乗り全身をめぐりながら大人に成長しまた腸に戻ってくるそうです。

 

 

 

その成長の旅路で、腸管以外の目や生殖器等の粘膜にも到達し、

そこで抗体を放ち私たちを病原体から守ってくれています。

 

 

 

つまり何が言いたいかというと、「腸で起きている免疫は全身をめぐる」ということです。

 

 

 

 

 

 

この全身を巡るというのが良くも悪くもこの下の検査数値に現れてきます😭

 

 

 

 

 

 

次回に続く…

 

 

 

 

 

 

 

♡新潟の野本真由美スキンケアクリニックのスタッフブログ♡

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