野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

ニキビの悪化因子はたくさんあり、人によって異なります。

 

だから外来で必ず聞いてみます。

 

「どんなことでニキビが悪くなると思いますか？」

 

それに対する答えが、その方の悪化因子です。

 

 

 

でも時に本人でもわからないことがあります。

 

私が聞き出せていないこともあります。

 

 

 

先日、「私が聞き出せていないニキビの悪化因子」を見つけることができました。

 

 

ゼオスキンヘルスはニキビが劇的に改善するよい治療ですが、

 

その方はセラピューティックをしても、どんどんニキビが新生しました。

 

これはおかしい、と思って生活習慣やメイクなどを再度確認しましたが

 

悪化因子らしいものは見つかりません。

 

 

その方の原因は、心療内科の薬でした。

 

心療内科の薬で皮膚が脂っぽくなったりニキビがでるという副作用がでることがあります。

 

全員にそのようなことが起こるわけではないのですが、

 

私は大学病院時代にそういう症例をたくさん経験してきました。

 

 

 

「内服歴」のところに、心療内科の薬を飲んでいることが記載されていなかったので

 

私も気がつきませんでした。

 

でも本人が、この薬を飲んだ時期と一致してニキビが悪化していることに気づいてくれたので

 

心療内科の薬を変更、減量してニキビは改善しました。

 

セラピューティック中だったので、痕も残りにくくキレイな状態でよくなりました。

 

 

 

 

 

くすみやしみの有名な悪化因子といえば、「摩擦」。

 

私はしみができやすいので、洗顔後もタオルは使わず

 

日本の伝統「手ぬぐい」をそっと皮膚に押し当てています。

 

枕の上にも手ぬぐいをかけて眠り、毎朝洗濯するのが習慣です。

 

 

 

 

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