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健常肌から敏感肌のスキンケア
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
医学雑誌ベラペレの座談会が終わりました。
自宅からウェブで参加させていただくのは初めてでした。
（ウェブの講演はお断りしていまして）
「撮影もしますので、身支度の準備もお願いします」
と言われ、自宅のＰＣの前でスーツを着ました。（笑）
これも初体験。
私は４回シリーズの初回の総論を担当しました。
テーマは「健常肌から敏感肌のスキンケアについて」
①季節性の変化
②月経前後の変化
③年齢による変化
④部位による変化
を考えてスキンケアのアドバイスをしています。
①について。
アレルギーの血液検査でスギやヒノキなどの春に舞う抗原に陽性が出た方は、
春に化粧品を変えたり、美白や日焼け止めを強化すると肌の痒みや赤みがでやすくなります。
季節を考えたスキンケアをしましょう。
②について。
月経の前と後では皮脂の分泌総量や成分組成が変化していることがわかっています。
月経前にはプロゲステロンの影響で皮脂腺からの分泌が活発になるため
油性成分を控えたスキンケアをご紹介しています。
皮脂が過剰になって鼻周りの赤みが気になる、毛穴が開くという方には
ＩＰＬ脱毛で皮脂腺のサイズを小さくすることができます。
月経前には皮膚のバリア機能が低下しやすいので、
美容治療をしたり毛染めをするのは月経後のほうが刺激を感じにくいと思います。
③について。
更年期の揺らぎ肌が典型例です。
これまで皮膚科とは無縁だった方でも、４０代／５０代から肌がかゆくなったり、赤くなったり、ぶつぶつしたり、
不安定になる方がいらっしゃいます。
この時期のスキンケア指導はとても大切です。
④について。
ＴゾーンとＵゾーンの水分・油分のバランスがかなり異なる方が典型例です。
部位別のスキンケアをご提案しています。
わたちの あいどるしょっと。
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