野本真由美クリニック銀座

院長の野本真由美です。

電話番号は03-4405-5100です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

 

以下、対談で話せなかった内容です。

 

 

敏感肌に細胞間脂質の代表であるセラミドを使う場合、

 

3つの視点で考えています。

 

 

 

①セラミドを補う

 

②セラミドの減少を抑制する

 

③セラミドを皮膚に作らせる

 

 

 

 

①の場合、天然セラミド、合成セラミド、疑似セラミドなどがあります。

 

前者２つは高価な製品が多いですが、

 

コラージュリペアは親水親油性の浸透率が高い合成セラミドなのに、リーズナブルな価格帯の製品になります。

 

 

 

②セラミドの産生が減少する因子の代表として

 

＊皮膚のPhが上昇する

 

＊炎症性サイトカインが増える

 

があります。

 

いずれも皮膚に炎症が起こると生じますが、

 

コラージュリペアにはトラネキサム酸（トランサミンの主成分）が配合されているので

 

プラスミン活性を抑制することで炎症をコントロールできます。

 

つまり、コラージュリペアは①だけでなく②のメカニズムにも寄与しています。

 

 

 

③はあまり知られていないことですが、例えば

 

ビタミンCはセラミドを産生させます。

 

 

 

当院でコラージュリペアを使っているアトピー性皮膚炎の方が、

 

途中からリビジョンのC+Correcting 30%を追加して使うことが多いのは

 

美白目的だけでなく、セラミドの産生強化も狙っています。

 

 

 

秋葉原スキンクリニックの堀内祐紀先生（写真右）と

 

順天堂大学の木村有太子先生（写真左）とは講演でご一緒することが多いので

 

リラックスして対談できました。

 

 

グレーのスーツを着ている聖母病院皮膚科部長、小林里実先生の基調講演も

 

勉強になりました。

 

 

 

 

コラージュリペアの容器がアシンメトリーでなかなか好み。

 

そこを指摘する先生は少ない、と持田製薬さんに言われましたが。(笑)

 

 

 

 

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