野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

 

「トレチノインとレチノールはどう使い分けたらいいでしょうか」

 

というご質問を医師からいただきます。

 

 

 

オバジ先生は、

 

＊トレチノインはGeneral Repair( 全体を改善する、疾患を治す）

 

＊レチノールはSpecific Repair(一部を改善する、肌質の改善）

 

に使用するとよいと話されています。

 

 

 

美容皮膚科でGeneral Repairを行う必要があるのは、

 

「ニキビとシミ」、つまり疾患がある方です。

 

この場合、治療はトレチノインを使用したセラピューティックから始める必要があります。

 

「皮むけが気になるからレチノール」という選択では、その解決率は下がってしまいます。

 

肝斑で悩んでいる方も、セラピューティックを行うと早期の改善が認められます。

 

 

 

また疾患がない方がセラピューティックをすると、時々、毛穴が目立つ方がいらっしゃいます。

 

これは代謝が上がりすぎて角質が密閉されると、一過性に皮丘と皮溝が消失し、毛穴の凹凸が逆に際立つためです。

 

医学用語ではないですが、一般的に「ビニール肌」と呼ばれている状態がこれにあたります。

 

 

 

セラピューティックで毛穴の開きが改善される見込みがある方は、

 

①皮脂が過剰に分泌されている方

 

②皮膚にゆるみがある方

 

になります。

 

 

 

 

 

どういう寝相なんだろう。

 

手と足の向きが、なんだかおかしい。(笑)