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乾燥と血虚
野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
皮膚が乾燥する季節ですね。
漢方薬にも、皮膚に潤いを増すものがあります。
東洋医学のものさしである、気・血・水のうち「血（けつ）」が少なくなると皮膚が乾燥しますので、
その欠乏（血虚）を改善させる処方がお役に立てます。
女性は月経があるので血虚になりやすいため、
そんな時は当帰芍薬散で皮膚を潤すのも１つの方法です。
当院では、「生理前にニキビがでて、皮膚が乾燥する」という方に
当帰芍薬散を使うことがあります。
体質として、むくみや生理痛がひどい方はツムラの当帰芍薬散を、
胃腸が弱い方はクラシエの当帰芍薬散を使います。
漢方薬は会社によって構成生薬や適応症が異なることがあり、使い分けています。
ちなみにコタローの当帰芍薬散料エキス細粒には、効能効果に「にきび」が適応されていることを
知らない人が多いので、ご紹介したいと思います。
電話番号は03-4405-5100です。
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