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抗加齢医学
総院長の野本真由美です。
ご覧いただいてありがとうございます。
私は３０代半ばに開業したので、若く見える医師であることに抵抗がありました。
臨床経験を積んで学び続けることで、経験豊富で年齢相応にみえる医師を目指しています。
当時白衣を着ると３０代に見えたので、４０代に見えるように、最初の５年間は白いスーツを着て外来をしていました。
アラフィフになり、年齢相応に見えるようになってからは、自然と気にしなくなりました。
何事も抗ってはいけないんだな、と今は思います。
もともと抗加齢医学は、「若く見える」とか「加齢に抗う」という意味ではありません。
自分の足で歩いて、自分でものを食べることができる「健康寿命」を、医学の介入でどこまで伸ばせるようになるかを学ぶ領域です。
来月の抗加齢医学会総会では、漢方薬が抗加齢医学に有効であることをお話させていただく予定です。
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