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IPLは光老化の治療 その5

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野本真由美クリニック銀座

院長の野本真由美です。

電話番号は03-4405-5100です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

これまで4回にわたって

「IPLは光老化の治療」

というテーマでお伝えしてきました。

最終回は「毛穴」です。

IPL治療をしていると

「毛穴も目立たなくなりました」

と言われることがあります。

でもIPLは

毛穴そのものを物理的に小さくする治療

ではありません。

では、なぜ毛穴が目立たなくなるのでしょうか。

実は

「毛穴が大きいこと」と

「毛穴が目立つこと」は同じではないのです。

毛穴の見え方には

毛穴そのものの形や深さだけでなく

周囲の赤みや黒さ

肌全体の明るさ

皮脂によるテカリなども関係します。

つまり

「形」だけではなく

「肌色」と「光の反射」も大切なのです。

ここで、とても興味深い研究があります。

私たちが感じる肌の明るさや透明感は

皮膚表面で反射する光だけで決まるのではありません。

皮膚に入った光は内部で散乱し

再び外へ出てきます。

資生堂の最近の研究では

この「内部散乱光」には

表皮のメラニン量や

真皮のコラーゲン密度が関係する

ことが報告されています。

これを知ったとき

私はとても興味深いと思いました。

なぜなら

メラニンと真皮のコラーゲン。

どちらも光老化によって変化し

そしてどちらもIPL治療と関係する

ものだったからです。

IPLはメラニンやヘモグロビンをターゲットにして

茶色や赤色といった肌色の不均一を整えます。

さらに、このシリーズでご紹介してきたように

IPLによる真皮のリモデリングも報告されています。

つまり

毛穴そのものだけを治療するのではなく

光老化した皮膚全体を整えると

「毛穴が目立ちにくい皮膚」

につながる可能性があるということです。

もちろん

IPLによって内部散乱光が増えて

それによって毛穴が目立たなくなることまでを

直接的につなげて証明した研究

があるわけではありません。

そしてこの「光」の考え方は

日常のUV対策にもつながります。

私はUV対策として

Beautiful Skinのミネラルファンデーションを

おすすめすることが多いです。

紫外線から皮膚を守りながら

肌色を均一に見せ

余分な皮脂によるテカリを抑える。

毛穴を治療するものではありませんが

先ほどの理由から

毛穴を目立ちにくく見せる条件は整っています。

最後に。

5回にわたってお伝えしてきた

「IPLは光老化の治療」シリーズを

お読みいただきありがとうございました。

光老化した皮膚全体を治療することが

結果として美しく健康な皮膚につながる。

私が長年IPLを使い続けてきて感じてきたことは

今、確信に変わっています。

【参考文献】

資生堂
「肌の内部散乱光を『到達深さ別』に評価する技術を開発
―コラーゲン密度とメラニン量が透明感のキーファクターであることを解明―」
2026年1月7日

▶ 資生堂の研究内容はこちら

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