オバジ先生が目指す「スキンヘルス」を通じて、日本人にあった治療で、病気を診るのではなく人を診る医療を提供していくクリニック、それが野本真由美クリニック銀座です。

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日本美容内科学会総会 その2

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野本真由美クリニック銀座

院長の野本真由美です。

電話番号は03-4405-5100です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今年の総会で一番インパクトがあったのは、早野元詞先生のお話ではないでしょうか。

早野先生は本学会の評議員で、老化研究の世界的権威であるハーバード大学のデビッド・シンクレア先生のもとで研究をされていた生物学者です。

シンクレア先生は、抗加齢医学を学ぶ人がほぼ持っているこの本の著者です。

早野先生はプレゼンが上手で、たとえ話もわかりやすかったです。

老化はホメオスタシスが維持できず、エントロピーが増大する現象だと考えられてきましたが、

現在は細胞がアイデンティティを喪失するためであると考えられているそうです。

DNAを辞書に例えると、すべての細胞が同じDNA(文字)を持っているものの、心臓は心臓、肝臓は肝臓として機能できるのは、どのページを使うかを決める付箋紙のようなものがあるためで、この付箋紙がエピゲノムです。

しかし年齢を重ねるにつれて、この付箋紙が別のページに挟まったり、落ちたりしてしまい、細胞自身がアイデンティティを失っていきます。

そこで細胞のアイデンティティを取り戻して、若返りを実現するリジュビネーション研究が海外で進行しているとのこと。

今までの「老化の進行をゆっくりにする」アンチエイジング研究の次世代が、このリジュビネーション研究です。

講演の中で私が予防医学の視点で重要だと感じたことは、若い時の行動が将来の老化速度に影響を与える、

つまり「エピジェネティックメモリー」として体に記憶されるという話です。

例えば、若い時に筋力トレーニングをしていた人は、後年運動を再開した際に筋肉が付きやすく

それはマッスルメモリーして付箋紙が挟まった状態で残っているためだそうです。

また若い時に太った経験があると、その後に痩せたとしても「太ったというメモリー」が脂肪細胞に残り続けます。

暴飲暴食や体に悪い行為は、体内に蓄積されて後のエイジングを加速させる原因となることから

老化のマネジメントは高齢者だけでなく、若いうちから取り組むべき課題であると話されていました。

学会終了後の懇親会は、「内から美容」に配慮したフィンガーフードがずらりと並びました。

メニューをご紹介。

NMNをまとったハンバーガーをみんなでいただきました。

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