オバジ先生が目指す「スキンヘルス」を通じて、日本人にあった治療で、病気を診るのではなく人を診る医療を提供していくクリニック、それが野本真由美クリニック銀座です。

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第2回日本美容内科学会総会

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野本真由美クリニック銀座

院長の野本真由美です。

電話番号は03-4405-5100です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今週末は日本美容内科学会総会がありました。

今年の内容はとても充実していました。

これからの美容医療は内側からの視点が必須だと感じていますが

まさにそれをリアルに感じる内容でした。

演者と理事。

今年の会頭は池田欣生先生です。

美容外科手術をしても人は老化していくので

外科医も美容内科的な治療が必要であることをお話されました。

細胞は50回程度の分裂を繰り返すと分裂を停止します。(細胞老化)

加齢、メタボ、酸化ストレスなどによってDNAに傷がつくと癌になる可能性があるので

体は意図的に細胞を老化させて、分裂を停止させる仕組みを持っています。

老化細胞はSASPという炎症因子を放出して白血球を活性化し自分自身を取り除いてもらい

組織を若く保とうとするのですが、加齢などで老化細胞が除去できなくなると蓄積してSASPを出し続け、慢性炎症を生じます。(炎症老化)

これが動脈硬化、糖尿病、心不全、アルツハイマー病などの加齢関連疾患を引き起こす共通基盤であるとみなされています。

そのため細胞老化を除去する治療が行われています。

皮膚の老化細胞は真皮に多いので、池田先生は高周波を使って老化細胞を除去する方法を紹介されていました。

ほかにもいくつかの方法があります。

皮膚だけでなく全身の老化細胞を除去する研究が進んでいて

抗加齢医学専門医は目が離せない分野です。

順天堂大学の南野徹教授は「老化細胞を標的とした抗老化治療の開発」についてお話されました。

老化の研究をしている方はお若く見える方が多く

南野先生も60代にはみえません。

南野先生と理事。

昭和医科大学の山岸昌一教授は、若いころの食生活が糖化(AGEsの蓄積)に大きく影響していて

それを「食後高血糖の呪い」と表現されました。(怖い)

糖尿病薬であるGLP-1製剤の重大な副作用にも触れ、安易にダイエット目的で使用しないことを強調されましたが

現在はGLP-1を刺激するダイエット用のサプリメントがあることも紹介されました。

GLP-1製剤だと脂肪だけでなく筋肉が減ってしまうのでリバウンドしやすいのですが

このサプリメントは筋肉が減少しないということを示されていました。

長くなりましたのでまた今度。

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