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野本真由美クリニック銀座
院長の野本真由美です。
電話番号は03-4405-5100です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
美容医療の世界では
毎年のように新しい機器や治療が登場します。
もちろん私も、新しい治療について勉強しますし
良いものは診療に取り入れています。
それでも、長い間ずっと私が
治療の軸のひとつとしているものがあります。
それがIPL(Intense Pulsed Light)です。
IPLというと、
「シミをとる治療」
「赤みを改善する治療」
「脱毛の治療」
というイメージを持っている方が多いかもしれません。
でも私は、IPLをもう少し大きな視点から見ています。
IPLは「光老化した皮膚」を治療する。
これが、私がIPLを長く使い続けている理由です。
2000年、皮膚科医David J. Goldbergが興味深い研究を報告しています。
5名にIPLを4回照射し、治療前と、最後の治療から6か月後に皮膚を採取して、顕微鏡で組織を調べました。
すると、5名全員で、
皮膚の浅い真皮(upper papillary dermis)に
新しいコラーゲンが作られていること
が確認されました。
Goldberg DJ. New collagen formation after dermal remodeling with an intense pulsed light source. J Cutan Laser Ther. 2000;2(2):59-61. doi:10.1080/14628830050516461.
つまりIPLは、表面に見えているシミの色だけに作用しているわけではなかったのです。
皮膚の中では、真皮のリモデリング(再構築)も起きていました。
なぜ、ここが大切なのでしょうか。
私たちの顔の皮膚は、何十年もの間、紫外線やブルーライトを浴び続けています。
その結果として現れるのが「光老化」です。
シミや色むら、赤み、毛細血管の変化、ハリや弾力の低下、しわなどは、
それぞれ独立して突然現れるものではありません。
その背景には、長年蓄積してきた光による皮膚の変化があります。
ですから私は、
「シミがあるからIPLをする」
だけではなく、
「光老化した皮膚をどう健康な状態に近づけ、長く維持していくか」
という視点でIPLを考えています。
シミが薄くなった。
赤みが減った。
それはもちろん大切な治療効果です。
でも、さらに皮膚組織では何が起こっているのか。
そこまで考えると、IPLという治療の見え方が少し変わってきます。
新しい治療が次々に登場しても
私がIPLを治療の軸のひとつとして使い続ける理由は、ここにあります。
目に見える一つの悩みだけではなく、
「光老化」という皮膚全体の変化を治療する。
私は美容医療でこの視点が大切だと考えています。
次回は、さらに踏み込んだ研究をご紹介します。
IPLを5回行った皮膚を実際に調べると、
コラーゲンだけでなく弾性線維にも大きな変化が確認されました。
「IPLは皮膚の中で何をしているのか」
をもう少し詳しく見ていきましょう。
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夫と私は、皮膚科医専門医です。
夫はもともと色白で
陸上やゴルフをする時は日焼け止めをしっかり塗ります。
IPL治療歴はなし。
一方、私は夏になると真っ黒になる
色白とは無縁の10代を過ごしました。
皮膚科医になってから
紫外線およびブルーライト対策を
365日真面目に取り組むようになりました。
そしてIPLをコツコツ続けています。
IPLは光老化に差がつくことが
示せたかなと思います。笑
ちなみに私自身はもともと肌が弱いので
日焼け止めを塗ることも一苦労します。
肌に悩む人の気持ちがとてもよくわかるので
この仕事は天職だと思っています。
どうやって防御するか、ぜひご相談ください。
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